エゴン・シーレ 死と乙女
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第一次世界大戦末期のウィーン。天才画家エゴン・シーレはスペイン風邪の大流行によって、妻エディットとともに瀕死の床にいた。そんな彼を献身的に看病するのは、妹のゲルティだ。――時を遡ること、1910年。美術アカデミーを退学したシーレは、画家仲間と“新芸術集団”を結成、16歳の妹ゲルティの裸体画で頭角を現していた。そんなとき、彼は場末の演芸場でヌードモデルのモアと出逢う。
褐色の肌を持つエキゾチックな彼女をモデルにした大胆な作品で一躍、脚光を浴びるシーレ。その後、敬愛するグスタフ・クリムトから赤毛のモデル、ヴァリを紹介されたシーレは、彼女を運命のミューズとして数多くの名画を発表。幼児性愛者という誹謗中傷を浴びながらも、シーレは時代の寵児へとのし上がっていく。しかし、第一次世界大戦が勃発。シーレとヴァリの愛も、時代の波に飲み込まれていく――。
- 公開日
- 2017年1月28日(土)
- 監督
- ディーター・ベルナー
- 撮影
- カーステン・ティーレ
- 音楽
- アンドレ・ジェジュク
- 製作年
- 2016
- 製作国
- オーストリア=ルクセンブルク
- 原題
- EGON SCHIELE: TOD UND MDCHEN
- 上映時間
- 109
- 配給会社
- アルバトロス・フィルム